先日の投稿で、医療法人の分割が認められるようになれば民間病院の大規模なM&Aが始まるだろうと述べましたが、医療関係者の激しい反対にあったようです。
経営の自由度が高まることが予測されるため期待が膨らみましたが、制度新設は先送りになってしまいました。
しかしながら、いずれは法人の分割が解禁されるでしょうから、医療法人の経営者の皆さんは制度改正後を見据えて準備を進める必要があります。
医療法人の分割制度新設、15年以降に 与党・維新の協議決裂
2014/5/14 19:28 日経新聞
政府・与党が検討している医療法人の分割制度の新設が、2015年以降に先送りされる見込みとなった。
与党と日本維新の会との間で進めていた医療・介護法案の修正協議が、最終的に決裂したため。維新は単独で修正案を提出したが、14日の衆院厚生労働委員会で反対多数で否決された。